先週は世界で観測史上“最も暑い1週間” 「我々は未知の領域にいる」国連が警鐘

“先週は世界で観測史上“最も暑い1週間” 「我々は未知の領域にいる」国連が警鐘”

今月の最初の1週間は世界で観測史上、最も暑い1週間となりました。国連は「我々は未知の領域にいる」と警鐘を鳴らしています。

　国連の専門機関WMO（世界気象機関）は10日、暫定的なデータによると、7月の最初の1週間は観測史上、最も暑い1週間だったと発表しました。

　これまでの地球の一日の平均気温の記録は、今年同様にエルニーニョ現象が発生した2016年8月16日の16.94℃でしたが、今月4日以降、それを0.3℃ほど上回る状態が続いていたということです。

　WMOは「我々は未知の領域にいる」と訴え、暑さはこれにとどまらず、「エルニーニョ現象が発達し、影響が来年まで続くにつれ、さらなる記録が生まれるだろう」と警告しています。