マナー無視、大暴れの欧米人 大浴場で缶ビール、寺でイチャイチャ…中国人の比ではない

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インバウンドが戻ってきたが、何か様子がヘンだ=成田空港(写真と本文は関係ありません)

日本政府観光局(JNTO)発表の2023年5月の訪日外国人数(推計値)は、189万8900人となり、パンデミック前の19年同月比でも、7割近くのレベルにまで回復している。こうした統計に寄らずとも、街中でショッピングや観光を楽しむ外国人の姿が増えたことは、誰の目にも明らかだろう。

【写真】訪日観光客で賑わう浅草・仲見世通り

彼らには、パンデミックで大いに疲弊した日本経済に恩恵をもたらしてくれることを願うばかりだ。

ところが、訪日外国人と日常的に接する職業の人々から聞こえてくるのは、彼らの質の低下である。

湘南エリア(神奈川)で、別荘の一棟貸しを行っている民泊オーナーもこう話す。

「コロナ前にも年間40組以上の外国人が宿泊しましたが、大きな問題を起こす人はいなかった。今年はまだ外国からのお客さんは15組ほどですが、すでに4件のトラブルが起きている。そのうち3件は騒音問題。夜中に爆音で音楽をかけてパーティーをしたり、男女が大声で罵り合ったりして近所から苦情がきました。残りの一件は、チェックアウト後に清掃に入ったら、どうしたらこんなに散らかせるのかという惨状だった。ちなみに、すべて欧米からのお客さんです」

外国人客の宿泊マナーについては筆者にも経験がある。今年2月、雪まつりの期間中に札幌市内のビジネスホテルに宿泊したのだが、併設の大浴場で英語を話す若い白人の3人組が缶ビールを浴槽に持ち込み、プールに来た子供のように騒いでいたのだ。かつて中国人観光客による入浴マナーが取り沙汰された時代があったが、そんなの比ではないレベルだ。

また、京都のある寺の警備員からは、こんな苦言を聞いた。

「最近、特に欧米からのお客さんで多いのが、境内にもかかわらずイチャイチャされる方。目に余るようなときは注意しますが、正直キリがない。旅行にきて浮かれる気持ちもわかりますが、キリストさんの教会ではそんなことせーへんと思うんですがね…」

もちろん、大多数の訪日外国人は、目立ったトラブルを起こさず観光を楽しんでいる。しかし、彼らの中に一部の質の低い訪日客が紛れ込むようになったことには、決定的な理由があるようだ。 =つづく

■1都3県に住む外国人は120万人とも言われ、東京は文字通りの多民族都市だ。ところが、多文化共生が進むロンドンやニューヨークと比べると、東京在住外国人たちはそれぞれ出身地別のコミュニティーのなかで生活していることが多い。中韓はもとより、ベトナム、ネパール、クルド系など無数の「異邦」が形成されているイメージだ。その境界をまたぎ歩き、東京に散在する異邦を垣間見ていく。境界の向こうでは、われわれもまたエイリアン(異邦人)という意味を込めて。

■奥窪優木(おくくぼ・ゆうき) 1980年、愛媛県出身。上智大学経済学部卒。ニューヨーク市立大学中退後、中国で現地取材。2008年に帰国後、「国家の政策や国際的事象が、末端の生活者やアングラ社会に与える影響」をテーマに取材活動。16年「週刊SPA!」で問題提起した「外国人による公的医療保険の悪用問題」は国会でも議論され、健康保険法等の改正につながった。著書に「ルポ 新型コロナ詐欺」(扶桑社)など。

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