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CBCテレビ
買い物をすると、レジでもらうのが当たり前となっているレシート。不要だという人にも発行されるケースがほとんどです。
【動画】“キャッシュレス決済”で伸びるレシート!?支払方法別レシートの長さ比較はこちら【6分7秒~】
受け取らなかったり、捨てられたりすることも多い中、資源の無駄遣いを減らそうと「紙を使わないレシート」も登場しています。大量に捨てられている「レシート問題」を取材しました。
■「いる?」「いらない?」約半数の人が紙レシートを捨てている現実
買い物をするたびに出てくるお馴染みのレシート。受け取ってもその場で捨てたり、客が受け取らず店側で捨てたりすることもめずらしくありません。
レシートについて、街の声を聴いてみました。
(20代)
「紙だと結局捨てちゃうから、どうせならお店で捨てちゃおうと思って」
(高校生)
「駅の切符売り場みたいに、『領収書いる・いらない』のボタンがあって、いらないって押したら出てこないみたいな制度があるといいなと思います」
一方で、必要だという人もいます。
(70代)
「家計簿に使っております」
(高校生)
「お会計ノートを作っているので、それでもらっています」
いつ何を買ったのか記録のために必要な人がいる一方、捨てられている場面も目立ちます。名古屋市の「ミニストップ名古屋駅西店」で、お客さん50人を調べてみました。
(ミニストップ広報・岡啓介さん)
「26枚です。半分くらいの人は捨てている…」
レジ横などにゴミとして溜まっていく小さな紙の切れ端、レシート。しかしこれが、「単なる紙切れ」とバカにできない環境問題となっています。
■1年で地球378周分相当…紙の無駄をなくす「スマートレシート」とは
レシート用の紙ロールを作っている工場では、巨大な紙のロールを細く切り分け、巻き直してレシートロールにしています。その消費量は、2022年の1年間で約2.4億ロール。どのくらいの長さかというと…。
(東芝テック スマートレシート推進室・吉村真さん)
「年間国内で消費されるレシートロールを全部つなぎ合わせると、全長1500万キロくらいになる。地球を何周できるかに換算すると、378周分に相当する」
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