クリミア半島とロシア本土を結ぶクリミア橋(2022年10月14日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】ロシア支配下「クリミア(Crimea)共和国」の当局者は17日、クリミア半島とロシア本土を結ぶクリミア橋(Crimean Bridge)で「緊急事態」が発生し、通行禁止になっていると明らかにした。ロシアメディアや軍事ブロガーは同日早朝に2回の爆発があったとしている。
【写真】クリミア半島とロシア本土を結ぶクリミア橋
「共和国」の首長セルゲイ・アクショノフ(Sergei Aksyonov)氏はテレグラム(Telegram)に「クリミア橋は通行禁止となった。(ロシア南西部)クラスノダール(Krasnodar)地方から数えて145番目の橋脚付近で緊急事態が発生した」と投稿した。
ロシア運輸省もテレグラムで、クリミア半島側の道路が損傷したと発表した。被害の規模については言及していない。
アクショノフ氏は「法執行機関など関係当局が対処している。対応措置が講じられつつある」としている。
ロシア通信(RIA)はクラスノダール当局者の話として、橋の入り口から約3キロにわたって渋滞が起きていると報じた。ロシア側、クリミア側いずれの入り口かは触れていない。
クラスノダールの保健当局によれば、子ども1人が負傷した。
クリミア橋では昨年10月にも爆発が起き、一部損壊した。【翻訳編集】 AFPBB News