保険金不正請求ビッグモーターCM 佐藤隆太側から契約解除へ 事務所「協議を進めているのは事実」

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佐藤隆太がCMキャラクターを務めるビッグモーター(ビッグモーター公式サイトから)

【写真】美しく仕上がった?佐藤隆太

 佐藤の所属事務所は取材に「契約解除する方向へ協議を進めているのは事実です。契約期間など契約内容に関してはお答えしていません」と回答。タレント側の不祥事を理由に企業が広告契約解除するケースは多々あるが、逆にタレント側が契約解除を求めるケースは異例だ。

 ビッグモーターのCMは「車を売るならビッグモーター」というキャッチフレーズが幅広い層に浸透している。不正を巡る報道が相次ぐ中でもCMが変わらず流れているとして、ネット上を中心に、ビッグモーターの企業倫理を批判する声が高まっていた。

 広告代理店関係者によると、佐藤の広告出演料は4000万円以上。ビッグモーターのCMには2017年から出演していた。佐藤は主演したTBSテレビドラマ「ROOKIES」などで実直なイメージで知られるだけに、不正発覚後にCMがオンエアされていることに「佐藤さんのほかの仕事に影響が出る可能性もある。事務所側が企業に損害賠償を求めてもおかしくないケース」(芸能プロ幹部)と指摘する声もある。

 ビッグモーターの不正を巡っては、国土交通省が道路運送車両法違反の疑いがあるとして同社に事実関係の聴取を要請するなど、問題が収束する見通しは立っていない。

 ≪「企業側の不祥事」関連条項 今後求める事務所増加か≫ 佐藤側が求める契約解除は実現するのだろうか。芸能プロ関係者は「契約書に“企業側の不祥事があった場合に契約解除ができる”といった条項があるかどうかがポイント。ただ、通常はそうした条項はつけない。話し合いで解決することになる」と話している。理由について「そうした条項を設けるのは、企業側の不祥事を疑っているようなもの。印象が悪くなるし、ギャラをもらうタレントは弱い立場なので」と説明。さらに、仮に条項があった場合でも「“不祥事が立証されるまで”といった条項であることが多いので、どのタイミングで解除できるのか分からないですね」と話している。

 別の芸能プロ関係者は「タレントの不祥事に関する条項は近年増えている。不倫騒動が多いこともあって“社会的信用を失った場合”などと法に触れるものでなくても、企業が契約解除できるようになっている」と実情を明かす。今回のケースを受け「今後は企業側の不祥事に関する条項を求める事務所が増えるかもしれない」と話した。

 ≪ビッグモーターの不正≫ 損害保険各社への事故車両の修理費用の水増しが横行。車の損傷箇所を増やすために靴下にゴルフボールを入れて振り回してぶつけたり、工具のドライバーを使って車体をひっかいたりするといった悪質な行為も。外部弁護士の調査報告書によると、5年以上前から全国の修理工場で行われていた。また、会社側も修理による収益として工場に1台当たり14万円前後のノルマを課しており、もうけを優先する経営側の責任も問われている。

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