「渋滞緩和のための道路」で渋滞増加…岡山西バイパスの“高架本線”完成で本当に車の流れは変わるのか?

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FNNプライムオンライン

【画像】岡山西バイパスは交通量の多い3道路と交差しているため常に渋滞している

疑念の声はどうして上がるのか?岡山西バイパスの高架化で、渋滞は本当に解消するのか検証した。

“高架の本線”完成で渋滞緩和に期待

この渋滞解消を目的に、道路を高架にする工事が始まる。

リポーター:
現在の岡山西バイパスは側道なんです。道路の間に広がる広大な空き地に、高架の本線が作られます

岡山西バイパスは元々、側道と高架の本線の4車線で計画され、側道が13年前に先に開通。高架の本線の工事は6月11日にようやく3.5kmの区間で始まった。

この区間は国道180号、通称・新幹線側道、通称・旧2号という交通量の多い3つの道路と交差するため、渋滞が常態化。高架にすることで平均時速は時速16kmから60kmにスピードアップすると予想されている。

「渋滞を緩和する環状道路」なぜ渋滞スポットに?

岡山国道事務所計画課・堀口和希課長:
大型の商業施設や市民病院が側道の開通後できた、沿線環境の整備が進んだ

13年前の側道開通で交通の便が良くなり、沿線の商業施設が増加。北長瀬駅前には新しい市民病院もでき、道路の建設効果を上回る交通の集中があったと言える。

バイパスとは本来、混雑を避け車の流れをよくするための道路だ。渋滞スポットになったのは、側道だけが開通したからとみられている。

都市交通が専門 岡山大学・橋本成仁教授:
側道ができて本線ができていなかったので、バイパスというより沿道の活動が活発になった

橋本教授は「沿道が目的地になってしまった」と話す。

側道は「渋滞解消に役立っているはず」

高架によって車の流れは変わるのだろうか。ただ、完成時期は未定となっている。

(岡山放送)

岡山放送

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