「自分を信じ少しずつ前へ。きっと幸せな日が来る」 脳腫瘍で死去 元阪神・横田慎太郎さんが子どもたちへ伝えたいこと

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FNNプライムオンライン

【画像】引退試合で起きた「奇跡のバックホーム」

「奇跡のバックホーム」

これが横田選手の引退試合だった。

試合終了後、入団時の背番号24のユニホームをまとった横田選手は「これまでつらいこともありましたが、自分に負けず、自分を信じて自分なりに練習してきて、本当に神様が見ていてくれたと思いました。応援してくれたたくさんの方々、本当に、本当にありがとうございました!」と声を張り上げ、ファンにあいさつした。

父は元プロ野球選手 阪神入団も病に倒れ…

入団3年目には「2番、センター」で開幕スタメンを勝ち取るなど、将来の活躍が期待されていたが、突然の病が襲った。脳腫瘍だった。

横田慎太郎さん:
「野球のことはいったん忘れてください」と言われ、そんなに大きな病気なのかと思って、本当に頭が真っ白になったのを覚えています

横田慎太郎さん:
抗がん剤治療は想像を絶するきつさでしたが、「もう一度プロ野球の世界に帰るんだ」、その目標を持って、厳しい治療と闘っていました

“プロ野球選手に戻る”と毎日つらいリハビリに励んだ横田さんだったが、ボールが二重に見えるなど後遺症に苦しみ、2019年、ユニホームを脱ぐことを決意。“あの奇跡”は引退試合で起きた。

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