
ロシアのミサイル攻撃で被害を受けた大聖堂=ウクライナ南部オデッサで2023年7月23日、ロイター
ウクライナ南部オデッサで23日未明、ロシア軍による大規模なミサイル攻撃があり、ウクライナ正教会(モスクワ聖庁)の大聖堂などが破壊された。ウクライナ国家警察は同日、ミサイル攻撃により1人が死亡、子供を含む22人が負傷したと明らかにした。
大聖堂は、1月に国連教育科学文化機関(ユネスコ)が世界遺産に登録したオデッサの歴史地区にある。宗教弾圧の一環でソ連時代に破壊されたが、ソ連からの独立後に再建されていた。
ウクライナのゼレンスキー大統領は23日、ツイッターに「ロシアの悪に弁解の余地はない。ロシアのテロリストは間違いなく報復を受けるだろう」と投稿した。
ロシアは、西側諸国が経済制裁を解除しないことに反発し、今月17日にウクライナ産穀物を黒海経由で輸出する合意の履行停止を発表した。その後、黒海の港湾都市オデッサへの攻撃を強めている。【ベルリン念佛明奈】