北東部の江原道高城郡で大雨により道路が冠水している=10日、高城(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央災難(災害)安全対策本部は10日、台風6号の影響で同日午後6時現在、住宅などを含め計159施設に被害が発生したと発表した。
また、4万358世帯が停電し、このうち94.2%は復旧した。
大雨の危険地域などから一時的に避難している人は、16の広域自治体(108の基礎自治体)の計1万4153人に増えた。
中央災難安全対策本部は今のところ台風による人命被害を確認していない。南東部の大邱市で60代男性が死亡したが、台風関連かどうか確認しているもようだ。
台風の接近により14の空港を発着する355便が欠航し、旅客船も102航路の154便が欠航した。
鉄道は10日の始発から高速列車161本、一般列車251本、電動列車44本が運休となった。
台風6号は現在、時速29キロで朝鮮半島を北上しており、内陸を縦断した後、11日には北朝鮮を通過する見通しだ。
中央災難安全対策本部は10日午後9時に会議を開き、台風の対応策について協議する予定だ。
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