「入籍=結婚」イメージなぜ定着?羽生結弦発表で注目 厳密には違う意味だが…弁護士に聞いた背景

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羽生結弦さん(2018年撮影)

【実際の投稿】「入籍」を報告した羽生結弦さん

 実際のところ「入籍」と「結婚」は意味が違うのか。なぜ「入籍」を「結婚」の意味で使うようになったのか。J-CASTニュースは弁護士法人ユア・エースの正木絢生代表弁護士に見解を尋ねた。

■「入籍」と「結婚」は、厳密には意味が異なる

 羽生さんは「いつも応援してくださっている皆様へ」として、直筆署名入りの文書を公開。「この度、私、羽生結弦は入籍する運びとなりました」「これまでの24年間、スケートと共に生きてきました」「今日も、人生をかけて『羽生結弦』のスケートを深め、一生懸命に努力を続け、進化していきます」などと報告した。

 広辞苑(第七版)によると、「入籍」は「戸籍の手続で、ある者が既存のある戸籍に入ること。旧制で、入家のこと」とあり、必ずしも結婚を指していない。

 「入籍」と「結婚」は意味が違うのか。10日、取材に応じた正木弁護士によると、「入籍」と「結婚」は、同じような場面でよく使われるが、厳密には意味が異なる。

 「結婚」は、夫婦になることを意味するという。「民法上、結婚することを合意しているパートナー同士が『婚姻届』を役所に提出し、法律上の夫婦となる手続」だという。

 それに対して「入籍」は、既に存在している戸籍に、違う戸籍にいた人が入ることを意味しているとする。「『入籍届』を提出する民法上の手続きは、父母の離婚・養子縁組・養子離縁などによって父母と別戸籍になった子を父母(父または母)と同じ戸籍に入れるための届出」とする。

 子どものいる人が再婚する際、自分の戸籍に入っていた子どもを相手の戸籍に入れる場合や、離婚した際に子どもの戸籍を父親の戸籍から母親の戸籍に移す場合などに行われる手続だという。

「離婚歴のある男性の戸籍に初婚の女性が入って男性の氏を名乗る場合や、未婚のうちから親の戸籍を出て自分の戸籍を作った人と結婚してそこに籍を入れた場合なども『入籍』にあたります」

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