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中国国防省の報道官は14日、中国とロシアの海軍が太平洋で行った合同パトロールに対し日本側が追跡と監視を行い、「非常に危険だった」と非難しました。
中国国防省の呉謙報道官は14日、談話を発表し、先月下旬に中国とロシアの海軍が太平洋で行った合同パトロールについて、日本側が追跡と監視を行ったと主張したうえで、「非常に危険で、海上や空中で偶発事件を容易に誘発してしまう」と日本の対応を非難しました。
防衛省は、先月下旬に中国とロシアの艦艇あわせて10隻が北海道とサハリンの間の宗谷海峡を通過したとして、警戒監視を行ったことを発表しています。
ロシアと中国は頻繁に合同パトロールや演習を繰り返していて、今回の談話も日本をけん制する狙いがあるものとみられます。
TBSテレビ