ロシア・モスクワで開催された国際安全保障会議で演説するセルゲイ・ショイグ国防相(2023年8月15日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】ロシアのセルゲイ・ショイグ(Sergei Shoigu)国防相は15日、ウクライナの軍事資源について、西側諸国から支援を受けているにもかかわらず「ほぼ枯渇」しているとの見方を示した。
【写真】ロシア国防相、ウクライナ国内の戦闘地帯視察
首都モスクワで100か国以上の代表を招いて開催された国際安全保障会議でショイグ氏は「西側からの広範な支援にもかかわらず、ウクライナ軍は結果を出せていない」と指摘。「戦闘の暫定結果には、ウクライナ側の軍事資源がほぼ枯渇していることが表れている」と述べた。
ウクライナ軍は6月、反転攻勢に乗り出したものの、要塞(ようさい)化されたロシア軍の陣地突破を目指す中で苦戦を強いられていると認めている。
ウクライナ側は、東部バフムート(Bakhmut)周辺の一部の領土を奪還したと発表。一方ロシア側も、同じく東部のハルキウ(Kharkiv)州クピャンスク(Kupiansk)周辺で前進したと主張している。【翻訳編集】 AFPBB News