中国の不動産大手「恒大集団」がニューヨークの裁判所に破産を申請したとの報道に対し、「破産申請ではない」とする声明を発表しました
中国の不動産大手「恒大集団」がニューヨークの裁判所に連邦破産法の適用を申請したと報じられましたが、恒大集団は「破産申請ではない」とする声明を発表しました。
恒大集団は、17日にニューヨークの裁判所に連邦破産法15条の適用を申請したとされています。しかし、恒大集団はこの報道に関して、「破産申請ではない」という声明を18日に発表しました。
恒大集団は、この裁判所への申請は「海外の債務再編を正常に進めるためのもの」であると述べています。連邦破産法15条は、外国企業がアメリカ国内の資産を保護し、海外の債権者による資産差し押さえを防ぎ、経営再建を円滑に進めるための手続きです。恒大集団の負債額は、去年の末までに3400億ドル(約49兆5000億円)に達しており、経営再建の先行きは不透明です。
この発表により、恒大集団の破産申請に関する報道が誤解されている可能性があります。恒大集団は現在も経営再建に向けた取り組みを行っており、今後の進展が注目されます。
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