シャインマスカットの栽培を狙い、山梨県笛吹市で木の切断事件が相次ぐ

シャインマスカットの木切断事件が増加中

日本有数のフルーツ王国・山梨県笛吹市で、高級ブドウ「シャインマスカット」の木が連続して切断される事件が発生しています。

シャインマスカットの木

被害の概要と農家の苦境

16日、シャインマスカットの木20本が切断されたことが農家によって報告され、警察に被害届が提出されました。

被害にあった農家は、ブドウの苗木を支える支柱が木ごと切られていたことを明かしました。切り口を見ると、機械で切られた痕跡があります。被害農家は「2年間の労力が無駄になることがつらい」と話しています。

防犯カメラの設置が急務となる

切断された木のほとんどは昨年植えられた苗であり、来年には約2000房のシャインマスカットが実る予定でした。ただし、ブドウ畑には防犯カメラが設置されておらず、被害を受けてから急いで設置する予定です。

栽培を妨害する犯行の目的か

市内では去年もシャインマスカットなどのブドウの木が31本切られる被害がありました。また、収穫直前のシャインマスカットが盗まれる事件も発生しています。これらの被害について農家は、木が根元から切られることで栽培を妨害する目的があると推測しています。

警察は連続した被害に対して捜査を進めています。

【ソースリンク】 日本ニュース24時間