『BreakingDown 9』オーディションで“暴走族”時代を思い出す朝倉未来 – 集団のパワーに感慨深く

オーディションに集結した格闘家たちが喧嘩を繰り広げる様子

格闘家の朝倉未来がプロデュースする格闘イベント『BreakingDown 9』(26日開催)のオーディションの独占密着動画が、PPV生中継するABEMAのYouTube格闘チャンネルで公開されました。

喧嘩が絶えない集団オーディション

7月に都内某所で行われた今回のオーディションには、北関東、横浜、大阪、九州から“喧嘩”を得意とする精鋭たちが集結しました。入場早々乱闘が巻き起こり、その後も何かとトラブル発生。会場では終始大荒れとなりました。朝倉は「昔を思い出しました。最初にYouTubeで注目された時も、街の喧嘩自慢をスパーリングに誘うような企画だったと思う」と振り返ります。

オーディションでのバトル

オーディションでは、北関東チームのバン仲村とジョリーが、萩原裕介と啓之輔率いる九州チームと、瓜田純士とノッコン寺田率いる大阪チームと、そして黒石高大と高垣勇二率いる横浜チームが、それぞれトーナメント試合を行いました。ここで勝利した2チームのみが『BreakingDown 9』で最終対決を繰り広げることになります。

エリート集団を紹介

瓜田は大阪チームについて、「礼儀は知らないけど、根性はある」と語り、黒石も横浜チームについて「今すぐプロに行ってもいいくらいの実力を持つ素人を完全にKOした。若くてエネルギッシュなメンバーを揃えた」と自慢します。

一方、萩原は北関東チームについて「うちは見たとおり礼儀正しいけど、喧嘩は強い。対する相手は、大将の指示にさえ従わないようなガキばっかりを連れてきている。相手が強かろうが、3位決定戦をやらせてもらえるようにしてほしい」と強気に主張します。ジョリーも九州チームについて「うちは一通り悪いことを経験してきたメンバーなので、ここではトラブルが起きないだろう。プロの扉が開かれる直前の選手たちばかりなので、優勝は余裕だろう」と言い切ります。

集団力と仲間意識の重要性

地元の誇りをかけて全力で拳を交える不良たち。『BreakingDown 9』で最終対決に進むのは、果たしてどの2チームなのでしょうか。オーディションを見守った朝倉は「仲間意識で活気づけられるし、集団になるとイキる人が増えるものです。昔の暴走族の時代も集団でないと本領を発揮できない人が多かった。最近はオーディションに一人で来るので、大勢の人にねらいをつけられるよりも、初期のBreakingDownの雰囲気が出ていいなと感じました」と手応えを明かしました。

※本記事は、著者が独自にまとめたものです。

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