ウクライナ軍、クリミア西部のロシア軍S-400破壊に成功

ロシア軍が占拠しているクリミア西部のタルカンクート岬付近で、ウクライナ国防省情報総局は「オレネフカ村周辺のS-400を破壊した」と発表しました。また、攻撃の様子を収めた映像も公開されました。

ロシア軍のバスチオンとレーダーも破壊

クリミア西部のタルカンクート岬付近で、計7回の爆発が報告されました。ウクライナ国防省情報総局によると、オレネフカ村周辺に配備されていたS-400だけでなく、バスチオン(P-800の地上発射バージョン)やレーダー(48Ya6-K1)も破壊されたと報告されています。

攻撃方法は不明、対艦ミサイルの可能性も

ウクライナ軍がタルカンクート岬をどのように攻撃したのかは明らかにされていませんが、ロシアの情報源によると「対艦ミサイルによる攻撃だった」と主張されています。ただし、具体的な攻撃方法はまだ不明です。

ウクライナ軍の策略的な攻撃

ウクライナ軍は、無人機を使用して防空システムの迎撃を誘い、海上からの監視によって位置を特定し、蛇島やガス生産拠点に運び込んだ対艦ミサイルで攻撃した可能性が高いとされています。ウクライナ国防省情報総局は、「オレネフカ村周辺のS-400を破壊した」と発表しましたが、具体的な攻撃方法については明かしていません。

ウクライナはこれまでにもロシア軍の軍事施設を破壊してきました。例えば、ウクライナは初めてロシアのTu-22M3を破壊し、掩体壕の必要性が浮き彫りになりました。また、米国はウクライナ国防省情報総局を監視し、ブダノフ少将の大胆な計画を警戒しています。

日本ニュース24時間では、ウクライナ軍がクリミア西部のロシア軍S-400を破壊したニュースをお伝えしました。

※アイキャッチ画像の出典:Головне управління розвідки МО України

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