夏の夜、足がつるのはなぜ?「波止場のポーズ」が効果的な予防法とは?

足がつる理由を教えてくれる整形外科医

ふくらはぎがつる理由

夜になると、足がつる現象に悩む人が多いですよね。なぜ足がつるのでしょうか?名古屋市瑞穂区にある「みずほ足クリニック」の大原邦仁院長によると、足がつる原因は筋肉の収縮と緊張です。筋肉は正常に伸び縮みするために腱紡錘というセンサーがありますが、これがうまく働かないと筋肉は緊張し、つってしまうのです。

ふくらはぎの疲労と足がつる関係

ふくらはぎは私たちの日常生活でよく使う筋肉ですので、疲労がたまりやすいです。疲労により乳酸が蓄積し、脳への伝達がうまくいかなくなると足がつりやすくなります。特によく歩く仕事をしている方はふくらはぎの疲労が蓄積されやすく、足がつる可能性が高まるようです。

夏の暑さと足がつる関係

夏の夜に足がつりやすい理由も気になりますよね。実は夜に暑いので汗をたくさんかいてしまいます。その結果、脱水傾向になりミネラル不足になることがあります。カルシウムやマグネシウムなどのミネラルは筋肉の収縮や神経の伝達に関わるため、ミネラル不足になると筋肉が緊張しやすくなり、足がつりやすくなるのです。

寝る前に水ではなくミネラルを含む麦茶やスポーツドリンクを摂取することでミネラル不足を防ぐことができます。

さらに、エアコンをつけて寝ることも足がつる原因になることがあります。エアコンで体が冷えると血流が悪くなり、ミネラルが十分に運ばれず筋肉が収縮しやすくなるためです。また、就寝中は心拍数が下がり、血流が低下するため足がつりやすくなります。

以上のことから、夏の夜に足がつるのを予防するためには、ミネラルの摂取とエアコンの使用に注意することが大切です。

参照リンク: 日本ニュース24時間

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