ニセ僧侶が上野東照宮に現れる!1万円で「お札」と「数珠」を売りつける事件が中国でも問題に

ニセ僧侶が上野東照宮に現れる

コロナ禍が終息し、各地が賑わう中、東京・上野東照宮で「ニセ僧侶」による詐欺行為が発生し、注目を集めています。ニセ僧侶の正体とは何なのか、取材しました。

ニセ僧侶が上野東照宮で詐欺行為を行う!怒り心頭の上野東照宮

ニセ僧侶は上野東照宮に出現

上野東照宮の禰宜(ねぎ)である嵯峨まきさんは、「ニセ僧侶」を鳥居の近くで見かけたことを明かしました。

東京・上野公園にある上野東照宮は、1627年に創建され、徳川家康公を神様として祀る神社ですが、先月23日ごろから「法衣姿のニセ僧侶」が出没するようになりました。

嵯峨さんによれば、ニセ僧侶はオレンジ色の法衣を着て白いキャップを被っており、ヨーロッパ系の観光客に声をかけていたとのことです。

ニセ僧侶は訪れた観光客に接近し、「上野東照宮の修理費用になる」として一万円で「お札」や「数珠」を販売していたと報じられています。

近くで店を営む女性も、ニセ僧侶の姿を目撃したと証言しています。

上野公園や秋葉原でも「ニセ僧侶」の出没が?

ニセ僧侶は2012年にも出没、繁華街で練り歩いていた

こうしたニセ僧侶は、2012年にも出没していたことが判明しました。

丸刈り頭で茶色い法衣に身を包んだ男性が秋葉原や上野の繁華街を歩きながら、通行人に声をかけていたと報道されています。また、同じような姿の女性もニセ僧侶として行動していたとのことです。

ニセ僧侶について取材したジャーナリストの藤倉善郎氏によると、「私が目撃したのは、上野や秋葉原での活動であり、観光客だけでなく日本人にも声をかけていた」と述べています。

このような事件が日本国内だけでなく、中国でも問題視されています。

ニセ僧侶による詐欺行為は許されません。特に上野東照宮では、観光客の半数以上が外国人であり、インバウンド需要を利用した詐欺行為は許すことができません。

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