「税を担当する立場で4度も滞納」神田財務副大臣の問題を岸博幸さんがバッサリ「当然ブラックリスト、官邸がすぐに更迭すべきです」

神田憲次財務副大臣

元経産官僚の岸博幸さんは、税金滞納問題を抱える自民党の神田憲次財務副大臣について、「本人が辞めないならば、官邸がすぐに更迭すべきです」と厳しい意見を述べました。これは、12日に放送されたTBS系情報番組「サンデー・ジャポン」での発言です。

神田財務副大臣の滞納問題

番組では神田財務副大臣が、9日の参院財務金融委員会で自身が代表取締役を務める会社が保有する土地・建物の固定資産税などを滞納し、2013年から22年までに計4度の差し押さえを受けていたことを認め、陳謝しました。関係者の証言も報じられました。

岸さんの指摘

岸さんは、神田財務副大臣が税理士資格を保有しているにも関わらず、税金の滞納や差し押さえを繰り返したことに疑問を投げかけました。「税を担当する財務省の副大臣が4回も滞納し、差し押さえも受けた。しかも税理士資格もある。こういう人が報道が出た後も在任している。普通はあり得ません」と指摘しました。

また、スタジオに出演したデーブ・スペクターさんからは、問題が判明する前に誰も知らなかったのかという疑問が投げかけられました。岸さんは、閣僚や副大臣を任命する前には「身体検査」があると説明しました。そして、「今回滞納したのは地方税で、徴収するのは自治体。ただ4回も滞納して差し押さえをされているわけですから、当然ブラックリストには載っているはず。そうしたら国税庁と情報共有している可能性も当然あると思いますので、もしその場合はそれをあげてもおかしくなかった。官邸が身体検査しなかったこともあり得る」と述べました。

この問題について、岸さんは神田財務副大臣が自ら辞任しない場合、政府が迅速に更迭すべきだと主張しています。

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ソースリンク: https://news.yahoo.co.jp/articles/f285ea5d1f5d7b36b06fcd4c83ea7609981ec8a8