美容系クリエーターの五彩緋夏さん、24歳で急逝
美容系のクリエーターで、人気のYouTuberであった五彩緋夏さん（ごさい・ひな）が2023年8月17日に急逝しました。彼女の友人であり、女性YouTuberのゼパさんは21日に号泣しながら、この悲報を受けて生配信を行いました。しかし、その動画は現在非公開にされています。
「気持ちを落ち着けるためにもネットから距離を置いておりました」と友人が説明
五彩さんは2019年9月にYouTubeで動画投稿を開始し、3か月後に登録者数が10万人を超え、最近では80万人以上になっていました。また、彼女は2022年3月から自身がプロデュースするコスメブランド「Armuje」（アルミュージュ）も展開していました。
所属事務所が21日にウェブサイトで五彩さんの急逝を発表すると、芸能界や彼女の動画やブランドを愛用していた人々から悲痛な声が上がりました。彼女は死去する前日までSNSに投稿をしていたそうです。
ゼパさんは21日の夜にYouTubeのサブアカウントで、「たすけて」と題した配信を行いました。彼女は五彩さんの訃報に触れながら号泣し、「最後の受け皿になれなかった」と悔しさをにじませました。ゼパさんと五彩さんは同い年であり、動画で共演したり、プライベートでも親交が深かったと言われています。
その後、ゼパさんは24日に文書画像を投稿し、動画を削除したことを報告しました。彼女は「まず、何も言わずに全SNSの投稿を止めて心配させてしまい申し訳ございませんでした」と謝罪し、「気持ちを落ち着けるためにもネットから距離を置いておりました。今現在はだいぶ落ち着いてきました」と述べました。ゼパさんは21日の生配信を最後に、24日までSNSでの発信を行っていなかったそうです。
ゼパさんは五彩さんについて「ひなちゃんと初めて会った時、初めましてなのにもうずっと前から友達だった？って言うくらい意気投合してそこから何回かプライベートで遊んだりたわいも無いLINEしたりして本当に楽しい思い出しかないです。同い年だし考え方とか価値観、身長とか同じくらいで自分にとってひなちゃんは姉妹みたいな存在でしたし仲良すぎて逆に写真撮らないレベルでした。なのでとてもショックです」と述べました。
ゼパさんは生配信のアーカイブ動画を非公開にした理由について、「人生で初めてこのような事が起こり冷静な判断ができず取り乱し、ただ悲しい気持ちを吐き出したいと言う突発的な感情で始めてしまい聞く人によってはフラッシュバックさせてしまう恐れもあるので非公開とさせていただきます」と説明しました。また、彼女は当該動画について「初めから一切収益化していないことをご理解いただけますと幸いです」と述べています。
最後に、ゼパさんは五彩さんへのメッセージとして、「今まで一緒に遊んでくれてありがとう。ひなちゃんのことずっと忘れないからね、空の上でひなちゃんが『ゼパっち～』っていつもみたいに笑っていてくれたら自分は幸せです。何もできなくてごめんね、大好きだよ。心よりご冥福をお祈り申し上げます」と述べました。彼女は、「生きたい」と続く投稿で決意を表明し、「病むのはここで終わり、前向きます」とつづっています。
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