ジャーナリスト江川紹子氏が警鐘を鳴らす!国民を誤解させる可能性のある処理水の放出問題

政府の対応に懸念を表明

ジャーナリストの江川紹子氏が最新のツイートで、東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出問題に関して政府の対応を懸念しています。江川氏は、「政府は、他の事柄に関しても、そんな風に国民を誤解させてコトを進める可能性がある」と述べています。

東京電力福島第1原発構内に立ち並ぶ処理水などを保存する大型タンク

理解の重要性について

政府と東京電力は2015年、福島県漁連との間で処理水の放出についての約束をしたものの、国内外での理解を得ることができないまま放出を進めました。江川氏は、「理解」という言葉の意味について言及し、「福島の漁師さんたちにとっては、科学的な安全性だけでなく、処理方法に関する理解も求められていたはずです」と指摘しました。

また、政府の対応に対しては批判的な意見も示しており、「政府は、理解が得られないまま放出に踏み切ることを謝罪し、その上で説明や交渉をすべきでした」と述べました。

言葉の多義性による誤解

江川氏は続けて、言葉の多義性を利用して異なる認識や誤解を招くことがあるとも指摘しています。その上で、「政府は処理水の処理においてそういったやり方をするため、他の事柄に関しても国民を誤解させる可能性があるので、私たちは政治の言葉にもっと敏感になるべきです」と警鐘を鳴らしています。

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