日本の水産物輸入停止は「情報戦」橋下徹氏が主張

中国が日本産水産物の輸入全面停止を行ったことについて、橋下徹氏が「武力を使わない情報戦」と指摘した。

橋下氏の見解

橋下徹氏は、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」に出演し、東京電力福島第1原発の処理水海洋放出に関連して、中国の輸入停止措置について言及しました。

彼は「これは戦争ですよ、中国との戦争。武力を使わない、ある意味での情報戦です」と述べました。

橋下氏の主張

橋下氏は、「これまで日本はこういう時に黙っていました。しかし、今回は絶対に勝たなければなりません」と強調し、日本政府に対して毅然とした対応を求めました。

彼はまた、食料安全保障の観点から、日本が有事の際に食料を調達できない場合の議論についても言及しました。今回の輸入停止ではなく、輸出ができなくなっていることを指摘し、「政府は中国以外の市場を開拓することも考えていますが、それだけでなく、国内で消費することも重要ですよ」と述べました。

日本の水産物の中国向け輸出額の内訳を挙げながら、彼はホタテが最も多くの金額を占めていることを指摘しました。その上で、「私はホタテが大好きなんです。国民の皆さんには、朝昼晩必ずホタテを食べていただくか、給食で使っていただくことを提案します」と述べました。

消費も考慮した安全保障の重要性

梅津弥英子アナウンサーから「ぜいたくですね」と指摘された橋下氏は、「食料安全保障において、生産だけでなく消費も含めた安全保障を行わなければならない」と述べました。そして、「今日は昼からホタテを食べますよ」と話を締めくくりました。

画像引用元: 日本ニュース24時間