ロシア軍の防衛線を突破し、ウクライナがロボティネを奪還

ウクライナ軍、南部要衝地ロボティネを取り戻す

ウクライナは、自国軍がロシアの防衛線を突破し、南東部のロボティネを奪還したことを明らかにしました。さらに、ウクライナ軍はロボティネの南に進撃しています。

ウクライナ軍の進撃

ウクライナのマリャル国防次官によれば、ウクライナ軍はロボティネを解放し、南東側に進撃しています。ただし、ロシア軍は強力に抵抗しているそうです。

ウクライナ国防省も、ロシア軍の塹壕や地雷畑などの困難を乗り越え、ロボティネ地域にウクライナ国旗を掲げる映像を公開しました。

ロボティネの重要性

ロボティネは、ウクライナ軍が大反撃の一環として進撃するメリトポリ方面への入口です。この地域は鉄道や道路などの交通中心地であり、トクマクから北へ約20キロメートル離れています。数週間にわたり、ウクライナ軍はロシア軍の塹壕や地雷畑によって進撃を阻まれていました。

ロボティネは小さな集落ですが、ウクライナ軍がここを占領することで、2カ月ほど進撃が遅れていたものの、大衆の世論を変える重要な意味を持つと言われています。なお、2週間前にウクライナ軍は南側方面のウロジャイネを占領しています。

突破口の可能性

ロボティネの掌握により、ウクライナ軍は南側方面への突破口を作る可能性が大きくなりました。現在、ロシア軍が掌握しているトクマクを奪還すれば、南西側のメリトポリまでの進撃が容易になります。メリトポリはアゾフ海に通じる関門です。

ただし、ウクライナ軍がトクマクまで進出するためには、ロシア軍の防衛線を突破する必要があります。この防衛線には塹壕や地雷畑、土砂障害物、対戦車障害物などがあります。

ロシア軍の動向

最近の情報によれば、ロシア軍は東部戦線の兵力を南部に移動させていると言われています。この動きにより、増強された兵力がロボティネ地域に投入される可能性もあります。

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