「VIVANT」二宮和也演じる「ノコル」名前に秘められた意味とは?真のテーマに関する考察

「VIVANT」二宮和也演じる「ノコル」の正体が明らかに

TBS系列の日曜劇場「VIVANT」(読み:ヴィヴァン/毎週日曜よる9時~)の第7話が27日に放送されました。このドラマでは、俳優の堺雅人を始め、阿部寛、松坂桃李、二階堂ふみ、そして二宮和也など豪華なキャストが集結しています。

ドラマの謎の男性役である二宮演じる「ノコル」は、国際的なテロ組織である「テント」の一員として初回のラストシーンにサプライズ登場しました。その後、彼の正体は謎に包まれていましたが、第7話でついに彼の名前「ノコル」が明かされました。

主人公である堺演じる乃木は特殊部隊「別班」に所属し、テントの真実に迫っています。別班のメンバーであるベキ役の役所広司は乃木に対して自身がベキの息子であり、元公安の警察官であったことを明かしました。

一方、ノコルも自称「テントのナンバー2」として、ベキの「息子」であると主張しています。二人は互いにベキが自分たちの父であることを主張し、乃木とノコルはついに対決しました。

この衝撃的な展開により、視聴者からは感動や緊張感についての意見が続々と寄せられました。ノコルのキャラクターが徐々に明らかになる中、「名前の意味」に対する考察が話題になっています。

「VIVANT」二宮和也演じる「ノコル」の名前の意味とは

「ノコル」という名前は、モンゴル語で「僚友(りょうゆう)」を意味し、チンギス・カンが建国したモンゴル帝国の時代には「領主個人に忠誠を誓う家臣」を指す言葉でした。

さらに、歴史的な記述によれば、「子供の時に拾われて義弟や養子として育てられ、ノコルとなった人々」という意味もあります。そこで、ノコルはベキの息子として育てられた可能性があるという考えが話題になっています。

実際、第7話では公安の野崎役を務める阿部寛と共に、チンギス(Barslkhagva Batbold)という人物が登場します。

もしノコルが乃木の実の息子であるのであれば、これまでのシーンや展開が非常にうまく繋がるでしょう。乃木がベキの息子であると発言した際、ノコルは涙を浮かべながら乃木を怒りながら掴んでいたのです。

ノコルにとって、ベキを父のように尊敬している存在が真の息子であることは脅威となります。予告にあった「血のつながりか、40年のつながりか」という言葉は伏線となっており、ノコルが「父・ベキの愛情を試している」というストーリーを想起させます。

「VIVANT」の真のテーマに注目

この作品では、第6話から「愛」がキーワードとして重要な役割を果たしています。乃木は「僕は愛が分からない」と語り、「それを知るため、日本を家族と思って戦う」と発言していました。

初回から続くスケールの大きなサスペンス展開に加え、真のテーマは「愛」という視点から描かれる人間の内面にあるのかもしれません。

サスペンスドラマを超えた密度の濃い人間ドラマが明らかになるにつれて、今後の展開に対する考察がますます盛り上がっています。(出典:日本ニュース24時間)

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