ロシア主導の旧ソ連軍事同盟 ベラルーシで共同訓練が開始されるも、進行には足並みの乱れも

ロシア主導の旧ソ連軍事同盟の合同訓練がベラルーシで開始

ロシア主導の旧ソ連圏の軍事同盟であるCSTO(集団安全保障条約機構)による合同軍事演習が、ベラルーシで始まりました。この訓練は、ベラルーシ西部のブレスト州など、ウクライナやポーランドとの国境地域で行われます。

多国籍部隊が参加する合同訓練

参加するのは、ロシア、カザフスタン、キルギスなどの5か国から合わせて2500人以上の兵士と500以上の兵器です。この訓練により、各国の軍事能力の向上や協力関係の強化が図られるでしょう。

アルメニアの参加見送り

なお、CSTOに加盟しているアルメニアは、部隊を派遣せず、この訓練に参加しない可能性があります。これは、アルメニアが隣国アゼルバイジャンとのナゴルノカラバフ紛争において、ロシアの対応に不満を抱いているためです。アルメニアは、CSTOの演習実施を拒否しました。

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記事の出典元:日本ニュース24時間