岸田派と谷垣G 合流話…紆余曲折も

[ad_1]

自民党岸田派との会合後、記者団の取材に応じる谷垣グループの逢沢一郎代表世話人=26日午後、東京都港区(田村龍彦撮影)
自民党岸田派との会合後、記者団の取材に応じる谷垣グループの逢沢一郎代表世話人=26日午後、東京都港区(田村龍彦撮影)

 自民党の岸田文雄政調会長率いる岸田派(宏池会)と谷垣禎一前幹事長が特別顧問を務める谷垣グループ(有隣会)の両幹部が26日、都内のホテルで会合を開いた。今後は一部の岸田派議員が谷垣グループを兼務する方向で調整しており、将来の合流も視野に関係を深める考えだ。岸田氏は次の総裁選に向けて勢力を拡大したいが、谷垣グループには「ポスト安倍」レースを見据えて合流に慎重な声もあり、紆余(うよ)曲折も予想される。

 会合に出席したのは、岸田派が岸田氏と望月義夫事務総長、谷垣グループが代表世話人の逢沢一郎元国対委員長と中谷元・元防衛相、小里泰弘事務総長の5人。表向きは参院選の慰労会で、約1時間、昼食を取りながら意見交換した。

 会合後、岸田氏は「選挙で(岸田派候補を)応援してもらったお礼の会だ。引き続きいろんな形で意思疎通を図っていく」と記者団に述べた。ただ、逢沢氏は岸田派との合流について「あらゆることが選択肢にあるかもしれないが、特に傾いているわけではない」と明言を避けた。

 谷垣グループでは、岸田派との合流をめぐって意見が割れている。ある幹部は「可能性はゼロではない」と打ち明ける。谷垣氏の政界復帰が難しい中、今後も党内で単独で生き残りを目指すのか見通しにくくなっているためだ。昨年には石原派(近未来政治研究会)との合流話も浮上した。

続きを読む

[ad_2]

Source link