日本派遣団が韓国自治体に滞在した際、参加者の保護者が手紙で感謝の気持ちを伝えていたことが明らかになりました。この手紙が、韓国で開催されたボーイスカウト・ガールスカウトの祭典「世界スカウトジャンボリー」に参加した日本派遣団が滞在した中部・忠清北道丹陽郡に届いたものです。
スカウトの保護者からの手紙
保護者である「シノツカ・ユイコ」さんからの手紙は、韓国語で書かれており、辞書を引きながら書かれたような表現やつづりの間違いも見られます。しかし、手紙の趣旨は明確で、「私の娘を含むボーイスカウト日本派遣団が丹陽郡の皆さんに大変お世話になりました」という内容で始まっています。
手紙には、丹陽郡の救仁寺での滞在中、救仁寺と近隣住民からの温かいもてなしについての言及があります。果物やトウモロコシなどの差し入れやWi-Fi、温かいシャワーなど、丹陽郡の人々の心遣いに感謝の言葉が述べられています。
また、手紙の中で「いつか娘と丹陽を観光したいです」という願いが述べられており、「ますますのご発展と皆様の幸せをお祈りします」とのあいさつで締めくくられています。
韓国自治体の対応
丹陽郡は、日本派遣団を受け入れるために、徹夜で救仁寺の境内にコンテナトイレとシャワー室を設置しました。また、通信大手KTの支援によりスマートフォンとWi-Fiサービスを提供しました。さらに、住民や市民団体からはゆでたトウモロコシやリンゴ、モモ、ミネラルウォーターの差し入れがありました。丹陽郡首長の金文根(キム・ムングン)郡守も配膳を手伝うなど、地域の人々の温かいサポートが行われました。
保護者からの手紙は、そのような丹陽郡の対応に対する感謝の気持ちを代表しています。日本派遣団の保護者は、韓国での滞在を心から感謝しており、今後も丹陽郡の発展と幸せを願っています。
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※この記事は「日本ニュース24時間」の情報をもとに作成しています。