ロシア航空当局は同国のノードウィンド航空に対し、モスクワ―北朝鮮・平壌便の就航を認可した。
ロシアの独立系メディアが9日に伝えた。少なくとも週1往復のチャーター便になるとみられ、今月下旬から運航される予定という。
プーチン大統領と金正恩朝鮮労働党総書記が昨年6月に署名した包括的戦略パートナーシップ条約に基づく交流促進の一環。ウクライナ侵攻開始後もロシア人の海外旅行は夏季休暇シーズンを中心に盛んで、一部観光客の需要に応える狙いがあるとみられる。
ロ朝を結ぶ直航便は近年では、極東ウラジオストク―平壌間の高麗航空に限られていた。この便は新型コロナウイルス流行で運休後、2023年に再開された。