滝沢秀明氏の責任は、「同じ穴のむじな」を説明する必要がある

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ジャニーズ事務所の創業者である故ジャニー喜多川氏の性加害問題に関連して、藤島ジュリー景子社長(57)は再発防止特別チームによって「クビ宣告」されました。この件に注目が集まる中、元副社長の滝沢秀明氏(41)の名前が再び登場しています。滝沢氏はジャニーズ時代、長い間ジャニーズJr.のまとめ役を務め、ジャニー喜多川氏の下で舞台演出やプロデュースを学び、ジャニーイズムの後継者としての期待も高かったのです。

滝沢氏とジャニーズ時代の関係

ジャニーズ事務所の帝国が揺れる中、滝沢氏が率いる「TOBE」という新しい事務所が立ち上がりました。元V6の三宅健、元キンプリの平野紫耀、神宮寺勇太などが次々とTOBEに集結し、ジャニーズを離れたメンバーの受け皿として注目されています。

ジャニーズの帝国が崩壊する中で、滝沢組は飛ぶ鳥を落とす勢いに見えてきました。滝沢氏はジャニー氏に見出されて「人生が百八十度変わった」と語り、SMAPの分裂解散騒動の際には、「事務所に感謝するのは当たり前。それをわからなかったらアホでしょう」と週刊誌にコメントを残しました。ジャニーズとのつながりがなくなったとはいえ、ジャニー氏の側近という過去は消し去ることはできません。性加害問題の近くで何かを目撃したり、知っていた可能性もあるのです。そのため、滝沢氏にも説明責任が求められているといえるでしょう。

ジュリー社長の責任も問われる

ジュリー社長は、「知らなかった」と発言していますが、再発防止特別チームはこれを完全に否定しました。ジャニー氏の悪行を知りながら放置し、隠蔽していたというだけでなく、スタッフが未成年の少年に手を出したり、ジャニー氏のホテルにジャニーズJr.を送り届けたという証言も一部で報じられています。このような性加害を事務所全体で加担していたような状態です。滝沢氏はノーコメントを貫いていますが、「知らなかった」というだけでは済まされないでしょう。

ジャニーズを率いる新しい社長候補になる可能性すらあるタッキーに対して驚きを禁じえません。ジャニーズは藤島家であるジュリーさんの個人商店のような存在であり、ジュリー社長が辞任したとしても、彼女はオーナーとしての立場を保つことができます。再発防止チームの提言に基づいた再建を行うならば、タッキーが新しい社長になる可能性も否定できませんが、彼にはきちんとした結論を出す必要があります。

性加害問題に対して謝罪せずに黙秘するつもりなら、藤島ジュリー社長も滝沢氏も同じく責任を問われるべきでしょう。

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