市販薬の過剰摂取(オーバードーズ=OD)が若者の間で深刻な問題となっています。厚生労働省の調査によると、去年12月までのおよそ1年半で、122人もの人々が救急搬送されたという報告がありました。驚くことに、そのうちの8割が女性で、平均年齢は25.8歳でした。さらに、去年は女性が市販薬のオーバードーズで死亡するという悲しい事例もありました。
このニュースについてギャルタレントのあおちゃんぺが「市販薬を規制しても意味がない」と指摘しています。
「私の周りにはODをする子も、リストカットをする子もいます。私たち10代の女の子たちは同じような苦しみを抱えているのです。市販薬を規制したところで、意味はないのです。なぜなら、彼女たちの周りには悪い大人たちが存在しているからです。タバコやお酒も同じですよね。上の人たちが買って与えてしまうのです。だからこそ、規制だけでは問題を解決できないのです」
さらに、あおちゃんぺは「ODが‘かっこいい化’されているのも一因だと思うんです。高校生たちが喫煙や飲酒、ODの様子をストーリーに乗せたり、エンタメ化していることがあります。そして、もう一つの理由は『かまってほしい』という気持ちです。彼女たちは『死にたいからやっている』というよりも、『かわいそうな自分に目を向けてほしい』のです。承認欲求はどうしても消せないものなんです」と語りました。
また、あおちゃんぺは「市販薬に依存している人々もいると思いますが、それ以上に『誰かから心配されたこと』への依存もあると思うのです。彼らは『かわいそうな自分』に依存しているのです」とコメントしています。
「20代の間では外国のダイエット薬が流行していますね。それは大量のカフェインが含まれた薬です。違法な薬ではなく、病院のオンライン診断で保険証があれば誰でも手に入れることができます。私も一度使ったことがありますが、半分にカットして使用しても、とても心臓がドキドキし、吐き気がしました。5~10錠で意識が飛んでしまうかもしれません。『痩せられる』や『寝られなくてもいい』という魅力が彼らを引き寄せているのだと思います」とあおちゃんぺは述べました。
この問題に対して、あおちゃんぺの意見はとても興味深いですね。市販薬の規制だけではなく、より根本的な問題に目を向けて解決策を模索する必要があるのかもしれません。
ソースリンク: 日本ニュース24時間