09月07日、韓国学者が中国最大のポータルサイト「百度」のオンライン百科事典「百度百科」について、朝鮮独立運動家のアン・ジュングン（安重根）が中国の少数民族「朝鮮族」として分類されていることを指摘しました。これは中国による歴史の歪曲の一例であり、深刻な問題であると批判しています。
中国政府主導のプロジェクト「東北工程」に言及した韓国・誠信（ソンシン）女子大学のソ・ギョンドク教授は、この百度百科の記述を「東北工程の一環」と解釈しています。彼は中国が韓国の独立運動家を中国の人物にしようとしていると指摘しました。
最近、中国東北部ではアン・ジュングンに関する展示と、韓国の国民的詩人であるユン・ドンジュ（尹東柱）の生家の公開が停止されています。中国国営メディアは、これらの施設の臨時休館だと説明していますが、再開日程は未定です。
ソ・ギョンドク教授は「オフラインだけでなく、オンラインでもアン・ジュングンの歴史が歪曲され始めた」と述べています。彼は中国の歴史の歪曲に怒りを感じるだけでなく、冷静に準備し強力に対応することが重要だと呼びかけました。それによって、歴史の歪曲を十分に防ぐことができるのです。
この記事は、日本ニュース24時間から引用されました。
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