ひろゆき氏「反撃してくる相手がいないから言いたい放題だ」ジャニーズが性加害を謝罪…会見でも指摘された“忖度が蔓延る日本”の現実とは

タイトル: ひろゆき氏が語るジャニーズの性加害問題と日本の”忖度”現象

ジャニーズ事務所の藤島ジュリー前社長が性加害問題を認め、謝罪

ジャニーズ事務所の前社長である藤島ジュリー氏が、故ジャニー喜多川氏による性加害問題を認め、謝罪しました。

ひろゆき氏がジャニーズの会見について語る

会見では、「忖度が蔓延する日本」という問題が指摘されました。ひろゆき氏もこの件についてコメントしています。

ひろゆき氏は、「代表取締役が社長という愛称を外した。でも最高決定権はジュリーさんが変わらず持っている」と述べました。そのため、”社長退任”と報道されることには違和感を抱いています。実際には責任者から降りたわけではないのに、メディアが故意に誤解を招くような報道をしているのです。

謝罪会見を受けての各界の意見

竹中平蔵氏(経済学者)は、「ジュリーさんが救済や補償を担当すると発表されましたが、それを会社内に残す必要性はあるのでしょうか。重要なポイントが曖昧なままです。どのような体制で問題に対処するのか、次のステップが見えてきませんでした」とコメントしています。

また、竹中氏は日本と海外の報道の違いにも言及しています。アメリカでは新聞が批判的な姿勢をとりますが、日本ではそうではないのは、テレビ局と新聞社が資本関係を持っているためです。さらに、第三者委員会の報告書には十分な証拠がなかったことも指摘されています。日本の法の支配はどのような状態なのか、それに海外では異なる視点で議論が行われているのです。

若新雄純氏(慶應大学特任准教授)は、「誰の責任か」について疑問を呈しています。多くの人は噂として問題の存在を知っていたにもかかわらず、芸能界やマスメディアに対しては何も言わずに黙っていたと指摘しています。当時から問題視する人は少なく、社会全体で問題を取り上げる雰囲気もなかったのです。そして、今になって問題を追及する人々がいることに違和感を覚えています。若新氏は、当時から問題に取り組んでいた人々の立場にも注目しています。誰の責任かを追及するだけでなく、社会全体で抱える問題にどう向き合っていくのかを考えるべきだと主張しています。

ひろゆき氏が語るジャニーズの批判について

ひろゆき氏は、「ジャニーズが批判されるのは、反論してくる相手がいないからだ」と指摘しています。能年玲奈さんが本名ではなく活動名を使わざるを得ない状況や、他の事務所でも同じような問題が起きているにも関わらず、ジャニーズだけが叩かれるという状況に疑問を呈しています。そのような問題について口に出さない人々は、ジャニーズの問題に対しても黙っていた人々と同じだと指摘しています。構造そのものは変わっていないのです。だから、反論してくる相手がいなければ、批判してもいいと言っているのです。

マスメディアの役割と問題提起

若新雄純氏は、マスメディアが問題を認識してから一斉に報じる姿勢について言及しています。竹中平蔵氏も同様の意見で、マスメディアが含まれます。彼らはジャニーズ事務所に対して問い詰める立場ではなく、問われる側であることを認識していると述べています。報告書にもあるように、自社だけでなく取引先との相互監視や人権侵害の防止が求められています。ジャニーズ事務所の会見を受けて、企業も対応を変える動きが出ていることを伝えておきたいと述べています。この問題には無念さや申し訳なさがありますが、きちんと向き合って取り組むべきだと述べています。

(引用元: 日本ニュース24時間