VIVANTドラマの最新エピソードで明らかになったベキの悲劇!日本に見捨てられ、妻まで…ネットユーザーが悲痛な声「マジか」「壮絶すぎる」

「VIVANT」第9話で起こった出来事

俳優の堺雅人さんが主演を務めるTBS日曜劇場「VIVANT(ヴィヴァン)」の第9話が放送されました。(以下、ネタバレがあります。ご注意ください)

VIVANT

前回のエピソードで、主人公の乃木(堺雅人さん)はベキ(役所広司さん)との親子関係を証明するためにノコル(二宮和也さん)にDNA検査を依頼しました。そして、鑑定結果でベキが乃木の本当の父親であることが判明しました。ベキは乃木にノコルと同じ服を与え、部屋も用意してノコルを自分の会社で働かせるように命じました。

一方、テントの売り上げは誤送金やテロの成功報酬などにより、約7億3870万ドルに達していました。その大部分が児童養護施設の運営費に充てられていました。さらに乃木は、ノコルが経営する会社「ムルデール」が3年前からバルカ共和国北西部で土地を買い占めていることに気付きました。

第9話で、乃木はベキにテントの歴史について尋ねました。ベキは奥出雲のたたら製鉄と稲作が連動して発展していったこと、特にたたら製鉄の中でも上質の鋼を作るための玉鋼が盛んであったことを語りました。玉鋼は日本刀を作る上で欠かせない材料でした。

また、ベキの息子である卓(林遣都さん)は東大を卒業後、警察に入り、公安部の外事課に配属されました。そこで明美(高梨臨さん)と出会い、結婚しました。2人は出雲大社で結婚式を挙げました。その後、卓はバルカ共和国に諜報員として赴任することになり、明美もついて行くことを決めました。

卓たちは農業使節団としてバルカの村人たちに農業指導を行いました。2年後、一帯に緑が広がり、卓は「ノゴーン・ベキ(緑の魔術師)」と称賛されるようになりました。しかし、1年後に武装組織の動きが活発化し、民族間の争いがバルカ全土に拡大しました。このことがバルカの民間人たちに危険を与えることになり、卓も狙われるようになりました。最終的に、卓と明美は武装勢力に連れ去られ、憂助(卓と明美の息子)はトラックで連れ去られてしまいました。

卓と明美は1か月間、拷問を受けました。卓は明美に自分が公安のスパイであることを打ち明けようとしましたが、明美は「私はあなたを愛しています。あなたを裏切ることなんてありません。」と微笑みました。しかし、明美は突然体調を崩し倒れてしまいました。最期の言葉として、「お願い、憂助を探して!私たち家族を…こんな目に遭わせた奴を…絶対に許さない…復讐してお願い、復讐して…」と言い残して息を引き取りました。

受けた拷問と妻の死によって絶望のどん底にいた卓は、拷問室で武装勢力の取調官から「お前の身元を日本に問い合わせた。人質として金を要求してやろうと思ったが、乃木卓という人間は、日本には存在しないらしい。お前は捨てられたんだ。」と言われました。その直後、卓は銃で撃たれ、倒れましたが、奇跡的に助かりました。

乃木はベキに「母はどんな人だったんですか?」と尋ねます。ベキは「明美は…笑顔を絶やさない、優しい女性だったんです。」と悲しげに話しました。

このエピソードに対してネット上では、「壮絶すぎる人生」「マジか…この展開」「見捨てられたんだ…」「拷問ひどすぎるだろ」「明美が可哀想すぎる」「これは日本を恨むよな~」など、様々な声が寄せられています。

このドラマは、「半沢直樹」シリーズや「下町ロケット」シリーズなどを手掛けた福澤克雄氏が演出を担当し、オリジナルストーリーも手掛けています。林遣都さんや竜星涼さんなど、主要キャスト陣が集まったことでも話題となっています。次回の第10話が最終回となります。

参照リンク:日本ニュース24時間