ジャニーズ性加害問題当事者の会の石丸志門副代表と大島幸広氏
立憲民主党の「性加害・児童虐待」国対ヒアリングが12日、国会内で開催され、「ジャニーズ性加害問題当事者の会」の石丸志門副代表と元ジャニーズJr.の大島幸広氏が出席しました。
立憲の長妻昭政調会長のコメント
冒頭、長妻昭政調会長は、「ジャニーズ事務所がジャニー喜多川氏の性加害の事実を認めたことについて、政府は今後どうするのか。積極的な関与を求めたい」と述べました。
石丸氏の訴え
これを受けて石丸氏は、「ジャニーズ事務所は『法を超えた救済をする』と言っています。日本は法治国家ですが、この問題を解決するには法を超えなければならないという意味を示していると思います」と述べ、政府担当者に対し、性加害事件の時効撤廃を訴えました。
取材後の石丸氏と大島氏のコメント
ヒアリングが終了した後、石丸氏と大島氏は取材に応じました。ジャニーズ事務所は、会見後からスポンサー企業からの広告打ち切りなど、厳しい状況に追い込まれています。
石丸氏は、「ジャニーズ事務所が性加害を認めましたが、原因や過去の事実究明についてはまだ進展がありません。救済に関しても何らアプローチがありません。つまり、まだ進展がない段階で大手企業がCMを打ち切った判断は、少し早計ではないかと思います」と指摘しました。
一方、大島氏は、「タレントの皆さんは実際には被害者側であり、全く悪いとは思いません。むしろ、ジャニーズ事務所の対応の悪さや遅さが影響しているのかもしれませんね」と語りました。
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