「VIVANT」再考:謎めいた最終回に隠された真実とは?

TBSドラマ「VIVANT」の最終回が放送され、世間を騒がせています。このエンディングでは、主人公である乃木憂助(堺雅人)の別班任務が続くことを示唆し、オープニングの黒地に赤字の「VIVANT」画面に変わるシーンで終了しました。しかしながら、「完」「終」などの表記はなかったため、視聴者の間には多くの謎が残された形となっています。

長野専務の公安聴取は仕組まれていたのか?

ドラマの最終回で明らかになった「テントの日本モニターは公安刑事・新庄浩太郎(竜星涼)である」という事実により、第4話で行われた長野専務の事情聴取が再考されるようになりました。

その事情聴取では、公安刑事野崎守(阿部寛)が記録に入っていた新庄に監視モニタを切らせ、長野に向けて「我々と同業の方ですよね?」と直球質問を投げかけました。さらに、長野の大学卒業後に2年間の空白期間(1985年3月〜1987年4月)があることを指摘し、その正体に迫りました。

長野は、監視カメラが切れるのを視界の端で確認するプロのような仕草を見せた後に、防衛大時代に訓練が苦しく薬物に手を出してしまい、卒業後は更生施設に入ったことを告白しました。そして、「大分の豊前中津園」と答え、公安側でそのウラを取られたため、野崎は謝罪しました。しかしながら、この一連の出来事によって長野の表情は一変し、疑わしい様子を見せることとなりました。

この場面での「大分の豊前中津園」への事実照会とウラの報告は、実は新庄が行ったものだったのです。

さらなる謎が浮上

ネット上ではこの出来事を受けて、「専務と新庄は何か関係があるのでは?」、「待ち合わせの神社選びも新庄の仕業であり、更生施設の情報も新庄が確認した。つまり、全ては新庄と長野専務が関わっている可能性を考えるべきだ」という指摘が相次いでいます。

このような新たな展開により、ドラマ「VIVANT」の続編に対する期待が高まっています。その裏で何が起きているのか、視聴者の関心はさらに高まるばかりです。

参照リンク: 日本ニュース24時間