風呂キャンセル界隈で波紋、アイドル鈴木Mob.の「1週間入浴せず」発言が物議

近年、多忙や疲労を理由に「入浴」を意図的に見送る、いわゆる「風呂キャンセル界隈」がインターネット上で注目を集めています。特にZ世代を中心に共感を呼ぶこのライフスタイルが広がる中、ある女性アイドルの発言が大きな波紋を呼んでいます。彼女の告白は、単なるトレンドを超え、公衆衛生や社会的な「清潔感」の認識について議論を巻き起こしています。

アイドル鈴木Mob.、「風呂キャンセル界隈」での発言が波紋(Instagramより)アイドル鈴木Mob.、「風呂キャンセル界隈」での発言が波紋(Instagramより)

「1週間風呂に入らない」と告白したアイドル鈴木Mob.

物議を醸しているのは、アイドルグループ『煌めき☆アンフォレント』のメンバー、鈴木Mob.さんです。彼女は2024年7月25日にTVerオリジナルコンテンツとして配信されたフジテレビ系『酒のツマミになる話HANARE』に出演し、自身の“特殊能力”を告白。その内容がスタジオを騒然とさせました。

番組内で鈴木さんは、「お風呂に1週間入らなくてもニオイがしない」と発言。さらにその収録日も「頭も洗ってないし、何もつけてない」状態だったと明かし、共演者を驚かせました。過去のYouTube企画では、自身の体臭を数値化したところ「お風呂入ってる子より体臭低かったんですよ」という意外な結果も出たと語り、この“特殊能力”の信憑性を強調しました。

“ネタ”ではないリアルな「風呂キャン」に周囲は驚愕

これまでもモデルのゆうちゃみさんのように「風呂キャンセル」を公言する芸能人はいましたが、彼女の場合は「お酒にハマった1年間だけ」と語るなど、どこか“作られたキャラクター”としての側面が強いと見られていました。しかし、鈴木Mob.さんの発言からは、それが日常的な習慣であり、よりリアルな「風呂キャンセル」の様相がにじみ出ていました。

鈴木さんは、風呂キャンセル中にライブを3本、さらには野外イベントまでこなしていたと語っています。サブMCを務めるオズワルドの伊藤俊介さんが彼女のニオイをチェックする場面では、頭からは「男の子っぽいニオイ」がしたものの、足からは「くっせえなてめえ!」と叫ぶほどの衝撃的な悪臭が漂っていたと報告されました。同様にニオイを確認したグラビアアイドルの榎原依那さんやタレントの當間ローズさんも、目に見えて顔をしかめるなど明らかなダメージを受けており、スタジオ全体が騒然となるほどの状況でした。

視聴者からの厳しい声「不潔」「公害レベル」

スタジオでの盛り上がりとは裏腹に、テレビや配信でこの様子を視聴した人々からは、鈴木Mob.さんの「風呂キャンセル」に対する厳しい声が多数上がっています。SNS上では、以下のようなコメントが拡散され、ある種の嫌悪感が広がっています。

  • 「何も面白くないし、ただただ不潔なだけだよね」
  • 「ライブ3回やって入らないのはもはや公害レベル」
  • 「自分はいいかもしれないけど周りに迷惑かけてること理解して欲しい」
  • 「風呂キャン界隈とか言わず、不潔界隈とか悪臭界隈・異臭界隈って言おうよ」
  • 「臭くないって言い張る人って自分のニオイに慣れてるだけ」

これまでの芸能人の「風呂キャンセル発言」は、多くの場合、エンターテインメントの“ネタ”として受け止められてきました。しかし、鈴木Mob.さんのケースは、そのリアルさゆえに、視聴者の間で強い拒否感と不快感を引き起こしたと見られています。公衆の面前で活動するアイドルが「不潔」と見なされる行為を公言したことで、清潔感に対する社会的な認識や、個人の自由と他者への配慮のバランスについて、改めて考えさせられる事態となりました。


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