17年間も生息した人食いザメ、オーストラリアのゴルフ場での珍事が世界記録と判明【驚きの調査結果】

オオメジロザメ

日本ニュース24時間
こんにちは、皆さん。今回は、オーストラリアで発生したゴルフ場の珍事について紹介します。オーストラリア東部ブリスベン近郊にある「カーブルック・ゴルフクラブ」では、なんと17年間にわたってゴルフ場の池に人食いザメが生息していたというのです!これは世界記録として認められました。

洪水による隔離

1996年、近くの河川が氾濫した結果、このゴルフ場の14番ホール近くの池には6匹のオオメジロザメが取り残されました。その後、2013年に大きな洪水が起きるまでの17年間、彼らは完全に隔離された状態で生活していたのです。

ルール大学のサメ研究者、ピーター・ガウスマンさんがこの池のサメたちについての研究論文を発表しました。彼によると、「低塩分環境におけるオオメジロザメの最長継続滞在期間を17年に延長しました。この種の生息地外の非海洋環境での最長滞在の世界記録です」とのことです。

オオメジロザメ

オオメジロザメとは?

オオメジロザメは体長2~3メートルほどのサメで、世界の熱帯や亜熱帯地域に生息しています。彼らは普段は海岸線などの魚の多い海域に生息していますが、汽水や淡水でも生きられるため、河川やその支流を泳いで陸地の奥まで進出することもあります。

彼らは攻撃的で好奇心が旺盛な性格を持っているため、多くの専門家がオオメジロザメを世界一危険なサメと考えています。人間を襲う可能性が高いのです。日本でも沖縄地方に生息しており、1996年には宮古島で遊泳していた男性がオオメジロザメに噛まれて亡くなった事例があります。

この池では、2015年を最後にサメの目撃情報はなくなっています。彼らが洪水のために川に戻るか、あるいは環境の変化や他の要因で死んでしまったのかは詳しくはわかっていません。ただし、1匹は違法に釣り上げられて死亡したとのことです。

このオーストラリアのゴルフ場の珍事は、まさに驚きの連続ですね。皆さんは、もしゴルフをする際に人食いザメと遭遇したらどうするでしょうか?もしこの興味深い話題についてもっと知りたい方は、日本ニュース24時間で詳しく読んでみてください。それでは、また次のニュースでお会いしましょう!