ロシア軍の黒海艦隊司令官ら34人死亡か ウクライナ軍が発表

ロシア黒海艦隊のソコロフ司令官

ウクライナ軍がロシア黒海艦隊司令部に対する攻撃で、ソコロフ司令官ら34人のロシア軍将校が死亡したと発表しました。この攻撃は、ロシアが一方的に併合した南部クリミア半島にある司令部を狙ったものです。ウクライナ軍は、現在、南部地域で反転攻勢を進めており、クリミア半島においてもドローン攻撃などを実施しています。

反転攻勢を進めるウクライナ軍

ウクライナ軍は、ロシア軍司令部で幹部会合が行われている時間帯を狙って攻撃しました。これにより、司令部建物は修復不可能な状態になったと主張されています。現在、ウクライナ軍は南部地域でロシア軍に対する反転攻勢を進めており、クリミア半島においてもドローン攻撃などを強化しています。

ロシア軍による報復攻撃

ウクライナ軍の攻撃に対し、ロシア軍も報復行動に出ました。ロシア軍はウクライナ南部のオデッサにある港湾施設や穀物倉庫を無人機やミサイルで攻撃しました。この攻撃で2人が死亡し、穀物倉庫には約1000トンの穀物が保管されていた施設も損壊しました。さらに、送電網が切断され、停電になった市民は1000人以上に上ると報道されています。ウクライナ国防省は、オデッサへの攻撃はウクライナ軍の黒海艦隊司令部への報復だと認識しています。

米軍の支援到着

ウクライナのゼレンスキー大統領は、米国が供与すると表明していた主力戦車「M1エーブラムス」がウクライナに到着したと発表しました。具体的な台数は公表されていませんが、ゼレンスキー氏は通信アプリ「テレグラム」を通じて、「同盟国が約束を果たしてくれたことを感謝する」と述べました。

この記事の元のリンクはこちらです。

日本ニュース24時間