世界大学ランキング2024 日本から国公私立119校がランクイン 一覧掲載

日本の大学が世界大学ランキング2024で注目を集めています。英国の教育専門誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)が、研究力や国際性などの基準で世界の大学を順位付けしました。その結果、日本からは119校がランクインし、日本の大学の順位上昇が見られました。

日本のトップは29位の東大

東京大学が日本の大学の中で最も高い順位でランクインしました。昨年の39位から上昇し、今回は29位となりました。京都大学も55位にランクインし、昨年の68位から順位を上げました。また、東北大学(130位)、大阪大学(175位)、東京工業大学(191位)も昨年より大幅に順位を上げることができました。

私立は慶應大、早稲田大など上位入り

日本から500位以内に入った10校はすべて国立大学でした。800位以内には、私立の順天堂大学、慶応義塾大学、公立の会津大学がランクインしました。さらに、1000位以内には私立の東京医科大学、早稲田大学、公立の京都府立医科大学、横浜市立大学もランクインしました。

「研究力」重視のランキング

大学ランキングは基準によって順位が変わります。THEは、「教育」「研究環境」「研究の質」「産業への貢献」「国際性」の5分野を設け、細かく指標を設定しています。博士課程教育や論文の影響力など、研究重視型の大学に焦点を当てたランキングです。今年のランキングでは基準が一部変更され、特許取得を指標に加えたり、より重要な研究に影響を与えているかを測る指標を導入しました。これにより、日本の大学の順位上昇にも基準の変更が影響していると考えられます。

世界1位はオックスフォード大、アジア1位は清華大

世界大学ランキング2024で1位に輝いたのは、オックスフォード大学(英国)です。また、2位はスタンフォード大学(米国)、3位はマサチューセッツ工科大学(米国)となりました。アジアからは、中国の清華大学(12位)と北京大学(14位)が昨年より順位を上げ、シンガポールのシンガポール国立大学も19位にランクインしました。

このランキング結果により、日本の大学の国際的な評価が高まっていることが分かりました。さらなる研究力の向上を目指し、日本の大学が世界に貢献することが期待されます。

この記事は日本ニュース24時間から提供されたものです。

ソースリンク:https://news.yahoo.co.jp/articles/27ad79c64c50e4854fbac9d7242302e44bee10f3