「水没車と言いがかり」 ビッグモーターにベンツ売った会社が提訴

ビッグモーター

大阪市北区で提訴された大手不動産管理会社によると、中古車販売業者ビッグモーターは、売却した車を「水没車」と主張し、約158万円の損害賠償を求められています。この訴訟は、大阪府八尾市で開かれた第1回口頭弁論でビッグモーター側が請求棄却を求めたことで進展しました。

ベンツの売却と水没車の主張

不動産管理会社によると、彼らは2021年3月にビッグモーターに対して570万円で1台のベンツを売却しました。引き渡し時には、ビッグモーターの担当者がエンジンやブレーキなどに不具合がないことを確認していました。しかし、7ヶ月後の同年10月、突然ビッグモーターの担当者がやってきて、「(ベンツは)水没車だった」と主張し、買い取り代金の返還を求めました。

不当な訴訟と主張

不動産管理会社はその主張に全く納得できず、返金を拒否しました。しかし、2022年2月には、水没車であることを隠したまま車を売却されたとしてビッグモーターから約597万円の損害賠償を求める訴えを起こされました。訴訟は約6ヶ月後に取り下げられましたが、不動産管理会社は「ベンツは水没しておらず、不当な訴訟で精神的な苦痛を受けた」と主張しています。

水没車

ビッグモーターのコメント

ビッグモーターは取材に対し、「現在係争中の案件であるため、回答は控えさせていただきます」とコメントしました。

記事のソースリンク: 日本ニュース24時間

この訴訟は、中古車販売に関するトラブルの一例です。納得のいく訴えを行い、公正な判断を受けることが重要です。ビッグモーターに限らず、中古車販売業者は消費者との信頼関係を構築し、公正な取引を行うことが求められます。