枚方市長が当選後に「祝勝会」出席 公選法抵触の恐れ、維新幹事長が注意

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大阪府枚方市の伏見隆市長が、地域政党「大阪維新の会」に所属し、9月3日の市長選挙で当選した後に「祝勝会」に出席していたことが判明しました。この出席行為により、公職選挙法に抵触する可能性があると、維新の横山英幸幹事長(大阪市長)が記者団の取材に応じて明らかにしました。

選挙後の当選祝賀会に関する注意

公職選挙法は、当選後に行われる当選祝賀会などの集会が、事後買収の恐れを招く可能性があるため禁止されています。違反した場合、最高30万円の罰金が科せられます。伏見市長はこの違反行為に対して、口頭で注意がされたと報じられています。

「祝勝会」の概要

「伏見たかし 祝勝会」「心からありがとう!」などと書かれた横断幕が掲げられた枚方市内の飲食店で、伏見市長の選挙対策本部の関係者が集会を開いたことが明らかになりました。伏見市長や後援会長など約30人が出席しました。

対応が甘かったとの指摘

横山幹事長は記者団に対し、伏見市長から事実関係を確認した結果、「伏見市長は横断幕の取り外しを依頼しておらず、対応が甘かった」とコメントしました。伏見市長自身は会見を開き、事情を説明する予定です。

結果

枚方市長選では、伏見市長が大阪維新の会の公認候補として無所属新人の候補を破り、3選を果たしました。

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