「こっちにも回せよ、オラ！」ジャニーズ会見で怒号　井ノ原が制止「落ち着いて」

ジャニーズ事務所が行った会見で、驚くべき光景がありました。その様子を詳しくお伝えします。

井ノ原の制止による場の落ち着き

ジャニーズ事務所は、故ジャニー喜多川氏の性加害問題を受けて、都内で2度目の会見を行いました。この会見では、新会社の設立や社名変更、被害者への補償について説明がされました。

質疑応答の中で、ユーチューブチャンネル「一月万冊」の佐藤章氏が、東山紀之社長の過去のパワハラについて質問しました。しかしその質問に対し、司会が「あの…1つに限っていいですか？」と遮りました。

東山社長は、「まず私は、セクハラはしたことがありません。パワハラを感じた方はいらっしゃるかもしれません」と回答しました。さらに、「喜多川氏の犯罪については新聞で読みました。有罪で。その時も世の中的に騒ぎにならず、これはどういうことなのかと。僕が感じたのは、先ほどの藤島氏の手紙にもありましたけど、弁護士が悪いということを聞いていたので」と振り返りました。「罪に問われるということであれば、それをしっかりと受けたいなと思います」と述べました。

この場で東京新聞の女性記者がマイクを通さずに質問しましたが、司会が「すみません、1社1問でお願いいたします、あの発言が求められてないので…ちょっと静かにお願いいたします」と制止しました。

すると会場後方からは「こっちにも回せよ、オラ！」と怒号が飛びました。しかし、その場にいた「ジャニーズアイランド」の井ノ原快彦社長が「ちょっと落ち着いていきましょう、ね。落ち着いて行きましょう、皆さん」と壇上からフォローしました。「会見の場は全国に生放送で伝わっております。小さな子どもたち、ジャニーズジュニアの子もいます。さらに被害者の方が『自分たちのことでこんなに揉めているのか』って僕は見せたくない。ルールを守っていく大人たちの姿を見せていきたい。どうかお願いします」と要望しました。