お笑いタレントの明石家さんま(69)が27日、ニッポン放送「明石家さんま オールニッポンお願い!リクエスト~親友・悪友・笑える仲間!いくつになってもマイフレンド♪~」(後6・00)に生出演し、吉本興業の先輩・間寛平(75)との関係性について語った。
番組テーマに沿って友人の話に。さんまは寛平の名を挙げ、「先輩やから、友達というのは失礼やとは思うねんけど、今は後輩やと思っている」と笑わせた。
話はさんまの父の葬儀の日にさかのぼる。仕事後、実家での通夜に駆けつけようとするさんまに、寛平も「俺も行くわ」と参列を希望したという。寛平は妻に喪服を用意してもらい、奈良のさんまの実家へ向かった。
ところが、さんまによると、通夜の席での寛平の様子が、明らかにおかしかったという。「ずっと襟を隠してご飯とか、ビールを飲んでらっしゃる」。その様子を不思議に思ったさんまは「何してはりますのん?」と問いかけたという。
「こっちではおふくろが泣き、おじ、おばが泣きとしているところを、ずっと首を隠してらっしゃる。“何してまんねん?”って(寛平に聞いた)。“違うねん、もうええって、ええって。ほっといて”。“いや、何してまんの?って聞いてまんねん”って」
さんまが問い詰めたところ、寛平は「嫁はんな、カッターシャツとブラウスを間違えて入れて…」と、その理由を白状。通夜の席に、ヒラヒラのフリルが付いたシャツを着て出席してしまっていたという。さんまは「おやじの葬式なのに、大爆笑にしてしまい、もう先輩でも何でもない」と、ジョークまじりに打ち明けた。
寛平には、無意識に強く接してしまうこともあるというさんま。元タレント中居正広氏の女性トラブルをめぐるフジテレビの問題でも、寛平のある一言にツッコミを入れたという。「フジテレビの問題の時にね、中居とかの問題の時、“中居、元気でやっとったけどな。こないだまで”って言うから、“えっ?いつお会いになったんですか?”って聞いたら、“2年前やねん”って言うから、“ええかげんにしなはれ。今年の話、最近行ったと思うでしょう?”って」。さんまの猛ツッコミに、寛平は「違う。2年前の話や。ごめん、ごめん」と平謝りしていたことを明かした。