中国の反論に応える!高市大臣と櫻井氏の中国対応について

IAEA

中国が福島第一原発のALPS処理水放出に関して批判的なコメントをしたことに対し、高市科学技術相は毅然と反論しました。中国が処理水問題を反日攻撃のカードとして使う姿勢に対して、どのように対応すべきか。BSフジLIVE「プライムニュース」では、高市科学技術相と櫻井よしこ氏が掘り下げて話しています。

IAEAで中国に反論 舞台裏で起こっていたこと

新美有加キャスターによると、IAEAの年次総会がウィーンで開催され、中国が6番目、日本が10番目の順番で演説を行いました。中国は処理水の海洋放出に対して猛批判を展開し、高市大臣が反論する事態になりました。中国の劉敬副主任は「日本は国際社会の強い反対を顧みず海洋放出を推し進めた。福島核汚染水の海洋放出は重大な問題だ。日本は信用できる科学的な説明をしていない。IAEAは日本を厳格に監視すべきだ」と批判しました。しかし、高市大臣は「中国から科学的根拠のない発言があったが、IAEAに加盟しながら事実に基づかない発信や突出した輸入規制を取っているのは中国のみ。科学的根拠に基づく行動や正確な情報発信を求めていく」ときっぱりと反論しました。

高市大臣は中国の演説が日本よりも後になるとの情報を得ていましたが、現地で中国が先になる可能性があるとの情報が入り、反論の準備をしていました。結果的には、中国の演説後には14の国と地域が日本とIAEAの取り組みを応援する演説を行いました。中国の孤立化が際立ったといえるでしょう。

櫻井よしこ氏は、中国の発言が国内向けであることに注意を喚起し、高市大臣が英語で反論したことに感動したと語っています。高市大臣は、「IAEAの7月の総括報告書をまとめるのに国際専門家が参加しており、中国人もロシア人も入っている。だからこそ、『人にも環境にも影響はほとんどない』という報告書を作っているのに、なぜここであのような発言をするのかが一番腹立たしかった」と語りました。

高市大臣は、中国は地球全体の環境を悪くしているが、それについては顧みないで発言していると指摘しました。また、中国の言説のやり方には注意が必要だとも述べています。

中国への反論を整理

中国の演説に対する日本の反論は、IAEAの加盟国でありながら科学的根拠に基づかない発言や突出した輸入規制を取っているのは中国だけであり、日本は科学的根拠に基づいた行動や正確な情報発信を求めているというものでした。

高市大臣は、中国が海洋放出に関して「核汚染水」という言葉を使い、周囲の国々も反対していると誤った主張をしていると指摘し、引原大使とともに反論をまとめました。

櫻井よしこ氏は、中国の発言は国内向けであることに注意を喚起し、高市大臣が英語で反論したことに感動したと語りました。

まとめ

中国が福島第一原発のALPS処理水放出に関して批判的なコメントをしたことに対し、高市大臣は毅然と反論しました。IAEAの年次総会での中国の発言に対し、日本は科学的根拠に基づく行動や正確な情報発信を求める姿勢を示しました。中国の発言は国内向けであることに注意しなければならないと櫻井よしこ氏も指摘しました。

中国の発言に対する日本の反論は、高市大臣が英語で行いました。その反論にはIAEAの加盟国でありながら科学的根拠に基づかない発言や突出した輸入規制を取っているのは中国だけであり、日本は科学的根拠に基づいた行動や正確な情報発信を求めているという主張が含まれています。

中国の孤立化が際立ったという結果に終わったこの対応に対し、多くの国と地域が日本とIAEAの取り組みを応援する演説を行いました。日本のブースには福島の魚のお寿司と福島の日本酒目当てに多くの方々が訪れ、日本の取り組みを理解し応援してくれていることがわかりました。

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