10月4日、ジャニーズ報道の流れが一気に変わりました。NHKの「ニュース7」がスクープを報じたことがきっかけでした。
会見の裏での指名NGリスト
記者会見場では挙手をした記者を司会者が指して、質問は1社につき1問というルールで行われていましたが、番組によると、会見を運営するコンサルティング会社の関係者が会場内に「指名NGリスト」を持ち込んでいたと報じられました。そのリストには、複数のメディアの記者やフリージャーナリストの名前や写真が掲載されていたそうです。
この報道がされると、SNSには事務所への失望の声が広がりました。多くの人が「ジャニーズ事務所の会見、最低だった。茶番」といった組織としての事務所に対する不満を表明しました。そしてその中には、会見に出席していたジャニーズアイランド社長の井ノ原快彦(47)に対する批判も含まれていました。「ジャニー喜多川の精神を受け継ぐ、最低のクズだと確信した」といった声もありました。
視聴者の反応は…
視聴者の反応としては、9月7日に行われた1回目の会見に続き、2回目の会見でも井ノ原に対する評価は比較的良好なものでした。多くの人が「井ノ原さんは優しすぎる」といった、各記者をなだめる姿勢を評価していました。しかし、会見の実施方法に疑問が生じたことから、井ノ原に対しても厳しい声が上がっています。
井ノ原はジャニーズアイランドの社長としての活動を続けながら、自身もタレントとしての活動を行っていました。特に、「V6」のメンバーとしての活動が主でした。彼の「いい人キャラ」はファンから喜ばれていました。「イノッチって性格良すぎて、ジャニーズの役員を断れなかったのですか?」といった声もあり、その司会ぶりは視聴者に好評でした。特に、2010年から2018年にかけて出演していた「あさイチ」(NHK総合)では、「先々のことまで考えて発言できるイノッチ」といった評価もありました。
カミセンの退社の真相
井ノ原が所属していたV6は、2021年11月1日に解散が発表されました。これに伴い、グループ内のユニット「カミングセンチュリー」のメンバーも全員退所することが明らかになりました。森田剛(44)は解散日に退所し、三宅健(44)も23年5月に退所しました。さらに、岡田准一(42)も23年11月末に退所する予定です。この状況はとても寂しいですが、芸能分野の週刊誌記者は、「日刊大衆」に掲載された記事が興味深いと指摘しています。
「V6解散‼森田剛退所へ!メンバー間の「無視」不仲から「特別」25周年の激変裏側」というタイトルの記事には、井ノ原がカミセンの3人に嫌われていたと関係者が話していると書かれています。特に、森田との関係はグループ結成当初から悪かったとされています。
時代は移り変わり、井ノ原は経営者としても活躍しています。ただ、視聴者からの失望の声が広がる中で、カミセンのメンバーが全員退所するというのは、何とも因果なことのように感じられてしまいます。
記事のソースリンク: 日本ニュース24時間