【08月21日 KOREA WAVE】ハワイアン航空が2025年11月21日をもって、15年間運航を続けてきた韓国・仁川―米ハワイ・ホノルル間の直行便を中断すると発表した。これにより、新婚旅行や家族旅行のために数カ月前から航空券を予約していた韓国人旅行者の間で混乱が広がっている。
観光業界によると、この路線の中断は、ハワイアン航空がアメリカの大手航空会社アラスカ航空グループと合併したことに伴い、機材の効率化と路線ネットワークの再編を進める一環とされる。しかし、業界内外ではアジア市場における収益性の悪化が主因との見方が強い。
仁川―ホノルル直行便は2011年の就航以来、韓国人のハネムーンやゴルフ、家族旅行の代表的な路線として機能してきた。現在は週5便(月・木・金・土・日)、エアバスA330-200型機によって運航されているが、11月20日のホノルル発、21日の仁川発を最後に運航を停止する。
一方で、系列のアラスカ航空は2025年9月13日から新たに仁川―シアトル直行便を就航し、北米100都市以上への接続網を拡大する。
(c)KOREA WAVE/AFPBB News
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