ウクライナ南部クリミア半島への攻撃が拡大する可能性が浮上しています。ウクライナ大統領府のポドリャク長官顧問が、ロシア軍による占領下のクリミアへの攻撃を拡大する意向を述べました。
この攻撃の目的は、ロシア軍がクリミアに送り込む兵士や武器に打撃を与え、ウクライナの戦局を有利に進めることです。また、クリミア橋への再攻撃も検討されています。
ウクライナ大統領府長官顧問のポドリャク氏は、大統領の最側近であり、クリミアを巡る両軍の攻防が一段と激化することが予想されています。
ウクライナは、南部のザポリージャ付近で部隊をアゾフ海に向けて南進させ、ロシアからクリミアへの陸路を遮断する作戦を進めています。同時に、クリミアにあるロシア軍の防空システムや倉庫、ロシア黒海艦隊などの拠点に対して、長射程ミサイルなどの攻撃を強化する予定です。
ポドリャク氏は、南進作戦とクリミア攻撃が成功すれば、多くのロシア部隊への補給が滞り、兵力の30~40%を削減することができると指摘しました。
この情報は、共同通信との単独会見で明らかになりました。ウクライナの最新情報に引き続き注目です。
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