イスラエルとハマスの戦闘で3,900人以上が死傷、レバノンやシリアからの攻撃も拡大

イスラエルとハマスの戦いが5日目に突入し、北部戦線でも激しさが増しています。さらに、レバノン領やシリア領からも攻撃が増加し、イスラエル領にロケット弾やミサイルが撃ち込まれています。このような攻撃により、緊張と衝突が拡大し、ガザ地区でも銃撃戦が発生しています。

レバノンやシリアからの攻撃も増加

イスラエル北部では、レバノン領からロケット弾が発射され、一部はイスラエルの迎撃システムによって撃ち落とされましたが、被害はありませんでした。この攻撃に対して、イスラエル国防軍はヒズボラの拠点を戦車で攻撃しました。また、シリア方向からはゴラン高原に向けて迫撃砲弾が撃ち込まれ、イスラエル軍も砲撃を行いましたが、詳細はまだ分かっていません。

イスラエル北部の攻撃
(出典:GoogleMap 管理人作成)

さらにガザ地区では、アシュドド市内で銃撃戦が発生しています。噂によると、ハマスの戦闘員が海からアシュドドに侵入している可能性があるとされています。しかし、現時点では交戦状況は不明であり、おそらく市内で少数の敵とイスラエル軍が交戦している可能性が高いと考えられています。

ガザ地区の攻撃
(出典:GoogleMap 管理人作成)

現地で確認された攻撃

イスラエル軍によるレバノン領への砲撃が確認されており、レバノン南部に対する攻撃が激化していると指摘されています。

また、アシュケロン市内にはロケット弾が着弾し、イスラエル軍がガザ港やハマスの地下施設を攻撃している様子が報じられています。さらに、ガザ地区とラファ検問所付近にも攻撃が行われています。

イスラエル軍による攻撃
(出典:GoogleMap 管理人作成)

虐殺の現場が報道される

イスラエルの攻撃により、多くの民間人が犠牲になっています。アルミムやベリエからは遺体が運び出される様子が確認されています。また、音楽際会場では、ハマスの戦闘員による民間人の処刑や、参加者が逃げ込んだ避難所に手榴弾が投げ込まれる様子も報じられています。

特に避難所ではCNNの取材陣が「避難所内が血まみれだった」と報じており、非常に悲惨な状況が伝えられています。

死傷者数は3,900人以上

地元メディアによると、ハマスの攻撃により1,000人以上が死亡し、2,900人以上が負傷したと報じられています。これにより、これまでの攻撃での死傷者数は3,900人以上に上ります。

イスラエルとハマスの戦いは過激化し、戦争ではなく虐殺とも言える状況が続いています。イスラエル政府はガザ地区への攻撃を止める意思を示さず、予備役の動員も行われています。

ネタニヤフ首相は宣戦布告し、イスラエル側の死傷者数は2,700人を突破しました。しかし、モサド元長官はハマスがこれほど多くのロケット弾を持っているとは知らなかったと述べています。

この戦闘は、イスラエルにとって9.11とも匹敵する攻撃であり、ハマスの奇襲攻撃は非常に洗練された協調作戦とされています。ハマスは海からの襲撃も成功させている可能性があります。

現在、イスラエルとハマスの戦いは拡大の一途をたどり、イスラエル側の死傷者数は増加し、1,800人を突破しました。ハマスの奇襲攻撃により、1,000人以上が死傷し、イスラエルにとっては前例のない代償を支払わせると約束されています。

ハマスはさらなる大規模な攻撃を宣言し、複数の入植地や基地を占拠するという報道もあります。

※アイキャッチ画像の出典:Israel Defense Forces

参考リンク: 日本ニュース24時間