藤井聡太、史上初の「八冠」達成 将棋王座戦を制す
藤井聡太八冠が誕生、史上初の独占 将棋王座戦を制す
2023年10月11日
第71期将棋王座戦(日本経済新聞社主催、東海東京証券特別協賛)の五番勝負第4局が11日、京都市のウェスティン都ホテル京都で指され、午後8時59分、138手で後手の挑戦者、藤井聡太七冠(21)が永瀬拓矢王座(31)を破り、3勝1敗で王座のタイトルを奪取した。藤井新王座は将棋界に8つあるタイトル全て(八冠)を同時に制覇する史上初の偉業を成し遂げた。(日経)
将棋・藤井聡太、史上初の「八冠」達成 永瀬拓矢王座に勝利
将棋の永瀬拓矢王座(31)に藤井聡太七冠(21)=竜王・名人・王位・叡王・棋王・王将・棋聖、愛知県瀬戸市=が挑戦する第71期王座戦5番勝負の第4局が11日、京都市で指された。後手番の藤井七冠が138手で勝ち、シリーズ成績3勝1敗で王座のタイトルを奪取。史上初めて、八大タイトル独占を達成した。
将棋界のタイトル独占は、故升田幸三実力制第四代名人、故大山康晴十五世名人、羽生善治九段(53)に次いで4人目。羽生九段は1996年に25歳で当時の七大タイトルを独占したが、2017年に「叡王」がタイトルに加わってから八冠を同時に保持した棋士はいなかった。(中日新聞)
(画像:NHK)