(画像提供:日本ニュース24時間)
イスラエル軍がレバノンとの国境近くの同軍駐屯地に向けて対戦車ミサイルが発射されたことを受けて、レバノン領内を攻撃したと発表されました。
ヒズボラの報復措置として発射されたミサイル
レバノンのイスラム教シーア派組織であるヒズボラは、「誘導ミサイル」をイスラエルに向けて発射したと公表しました。このミサイル発射は、イスラエル軍がレバノン南部で行った空襲によるメンバー3人の殺害を報復するため行われたものです。
イスラエル軍は、対戦車ミサイルが発射された周辺を砲撃したと説明しています。
イスラエル軍の反撃について
イスラエル軍は、「対戦車ミサイル攻撃を受け、我々の航空機がレバノン南部にあるテロ組織であるヒズボラの軍事監視所を攻撃した。また、ミサイルが発射された地点の周辺にも砲撃を加えた」と述べています。
ヒズボラは、攻撃によってイスラエル軍兵士が殺害・負傷したと主張していますが、イスラエル軍は死傷者に関する質問に即座に回答していません。
緊張が高まるイスラエルとレバノンの国境沿い
レバノン国営通信NNNによれば、イスラエルとレバノンの国境近くで激しい砲撃が再び始まったと報じられました。
ヒズボラが運営するテレビ局、アル・マナールによれば、10日にもレバノン側からイスラエルに向けてロケット弾が発射されたとのことです。しかし、ヒズボラはこのロケット弾の発射を主張していません。
イスラエル軍は、砲撃に対して応じたと明らかにしています。イスラエルとレバノンの国境沿いで緊張が高まっている兆候が改めて示されました。
この記事の詳細はこちらをご覧ください。